ニコラウスのチョコレート
飾り付け例
既成のニコラウスセット1
スタンダードタイプ
既成のニコラウスセット2
ニコラウスの持っている麻袋を
可愛くデザイン化
既成のニコラウスセット3
あまりニコラウスと関係なさそうだが、
スノーマンの受け皿が陶製でカワイイ
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・・・というわけで、12月6日は「ニコラウスの日」、ドイツのサンタクロースこと、ニコラウスがやってくる日です。
「成功するニコラウスの日」を演出するための要点を以下にまとめました。
心優しい子どもたちをガッカリさせないよう、慌てず、忘れず、しっかりと、ニコラウスの日を成功させてあげてください。 |
「ニコラウスの日におけるニコラウスの定義」 |
・・・・ ニコラウスの日とは ・・・・ |
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ニコラウスは12月6日未明(5日の夜中から6日の朝にかけてということ)子どもを訪ねてやって来る。 |
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それは子どもにも親にも分からない出来事であり、ある証拠によってのみ人はそれに気づく。 |
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その証拠とは、 子どもが朝目覚めると、子どもの靴の中や周りに見知らぬチョコやお菓子が溢れんばかりに置いてあるからである。 |
・・・・ ニコラウスとは ・・・・ |
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ニコラウスを形どったチョコレートを見ても分かるように、サンタクロースのような格好をした老人。 |
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チョコレートなどのお菓子と鞭を持っている。 |
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子ども一人一人の素行を良く知っていて、良い子にはお菓子を、悪い子には鞭が与えられる。 |
・・・・ ニコラウスの到来を待つ条件 ・・・・ |
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前の日の夜、子どもはニコラウスにプレゼントをいれて欲しいと思う靴を一生けんめい磨く。 |
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磨いた靴は、子ども部屋の前か、玄関にきれいに並べて置いておく。 |
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昂奮しないで眠る。 |
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そして、「ニコラウスの日を成功させる親の任務」は以下の通りです。 |
「ニコラウスの日を成功させる親の任務」 |
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12月5日の子どもの帰宅時間までにニコラウスからのプレゼントを密かに用意しておく。 |
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子どもからニコラウスに関わる質問が浴びせられたら、「ニコラウスは、良い子にはチョコ、悪い子には鞭を持ってくるらしい・・・」のみに留めておく。 |
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そして、「とにかく靴を磨いておかなければニコラウスは来てくれないから、必ず磨こうね」と子どもに昂奮を与える。 |
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子どもが眠る前、子どもに靴を磨かせ、子ども部屋の前か、玄関先に置かせる。間違っても子ども部屋の中や、ましてや枕もとなどに置かせてはならない。 |
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子どもが寝静まったら忍び足で、用意していたニコラウスからのプレゼントを靴の中や回りに配置する。 |
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翌朝、12月6日、子どもを起こしても、「ほらニコラウスが来てたみたいよ」とは決して言わない。子どもが自分で気づいて騒ぎ出すまで、親は気づかなかったということにしておく。 |
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ニコラウスのプレゼントに喜ぶ子どもに、「え、こんなにたくさんもらえたの?!」と驚きながら一緒に喜ぶ。 |
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「ニコラウスの日の注意事項」 |
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子どもと添い寝して朝まで一緒に眠ってしまわないように注意する。 |
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子どもは昂奮していて意外に早起きするので、通常の起床時間よりずっと早い時間までにプレゼントを置いておくこと。 |
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・・・というわけで、成功をお祈りいたします。
もし、ニコラウスの日の朝にプレゼントが間に合わなかった場合、慌てず、まずは「おかしいね、間違ってお隣に入っちゃったのかしら??」と心配顔でとぼけておき、昼のあいだに用意してあげてください。
帰宅した子が見つけたら、「ベルリンには子どももたくさん住んでいるから間に合わなかったのね」くらいの言い訳を添え、一緒にプレゼントを楽しんであげてください。
ニコラウスからのプレゼントは、ニコラウスの形のチョコ人形の他、こまごまとしたお菓子類です。既成のパッケージも販売されていますし、自分でアレンジするのも良いでしょう。ここでご紹介しているのはその一例です。 |
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