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ベルリンTODAY     2015年7月17日(金)


 

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ドイツはただいま夏時間です。
日本との時差は7時間です。


 
 今日のベルリンを知るための昨日のベルリン! 

 久しぶりの青空。晴天の一日。

 又吉直樹さんの「火花」が芥川賞に!
 こちらから探さなければ結果がどうなったかわからないときもある芥川賞の発表。
 今回は大騒ぎで、選び放題に見出しが並んだ。
 選考委員の山田詠美さんは、「又吉くんの切実なものが迫ってくる感じ。欠点も多々あるが、何か強いものを感じた。主人公と先輩、火花散るような関係がよく書けていた」と語ったそうだ。
 「火花」は「文学界」2015年2月号に発表され、同誌は史上初の増刷を記録し、単行本も64万部を超え、芥川賞であるから快挙としかいいようがない。
 とにかくすごい。
 又吉さんだけ別枠で単独記者会見が行われたり、なにもかもが異例で、他の受賞者の影が薄くなっちゃったが、実は今回の芥川賞は又吉直樹さんだけではなく、「スクラップ・アンド・ビルド」で羽田圭介さんも受賞。
 直木賞は東山彰良さんの「流(りゅう)」に決定。
 皆さまおめでとうございます!!
 候補作や著者のプロフィールなどは、芥川賞についてはこちら直木賞についてはこちら

 さてベルリン。というかドイツ。
 こちらも大きなニュース。
 終戦から70年も経って、元ナチス・ドイツ親衛隊員に対する判決が下りた。
 今や94歳のオスカー・グレーニング被告、第2次世界大戦中はナチ党員としてアウシュビッツ強制収容所の会計係を務めていた。
 直接的に手を下してはいないとはいえ、約30万人の殺害をほう助した罪に問われ、禁錮4年の判決が言い渡された。
 裁判が70年間にも及んだわけではなく、戦後ずっと逃げ続け、ハーナウ市近郊で密かに生活していたのだそうだ。
 グレーニング被告は刑に服することのほか、この裁判にかかった費用も支払わなければならないらしい。その金額は、弁護士料12万ユーロ、通訳に支払う費用7万5000ユーロその他もろもろで、数千万円。

六草いちか


 
  ドイツにやってきた難民との毎日 ―― バイエルンのある町より 第二話 

 拷問や無情な殺人、爆撃、暴行、強姦や迫害…。恐怖から逃れ故郷から脱出してきた人々。ドイツは現在、シリア、チェチェン、トルコ、アフガニスタン、イラン、イラクをはじめ実に40か国以上の国々からの難民を受け入れている。
 バイエルン州のある町に住む筆者が体験した難民たちとの交流体験を報告してもらった。
 今回が第二話。
 (第一話は7月16日掲載)

 次の日は他のサマーフェスティバル
 今度は私が宝石のように大事にしているエリトリアのグループに活躍してもらうことにした。
 彼らは素直で心温かく、常に感謝の気持ちを忘れない。できれば全員養子にしたいほどだ。
 控えめな彼らは買い物の時も、遠慮気味に食材をショッピングカートに入れていく。
 私はじれったくなり、スーパーの玉ねぎを買い占めてしまうほどにカートに次々と放り込んだ。
 玉ねぎと言えば、アフリカの人は本当によく玉ねぎを使う。量がハンパじゃないのだ。
 だから料理と言えば、まずは玉ねぎの皮むきから始まりる。
 そしてスライスかみじん切りにカットしていくのだが、この段階で全員が鼻声になり鼻をすする音がはげしくなる。
 玉ねぎに鼻水が落ちてはと、私は急遽全員にティシュを渡した。
 最初に「こうすれば大丈夫」と皆が玉ねぎの一片を切って耳の上にはさんだが、いかんせん効果なし。

 このグループとは何度も料理をしているので料理の工程などもわかっていた。
 エリトリアは90年代はじめにエチオピアから独立した小さな国。だから料理もエチオピア料理とほぼ同じ。
 テフ粉という特別の粉を使ったインジェラというパンケーキが主食である。

 

 粉を水と混ぜ、3日間置き発酵させるが、必ず毎日一度混ぜないといけない。うちでやった時も担当の子が毎日混ぜに来た。
 バケツいっぱいの生地をフライパンにグルグル円を書くように流していく。
 気の長くなるようなこの作業を何時間にもわたって見続けていたら、頭の中までグルグルしてきた。

 肉料理は代表的な牛肉料理のジィグニ。この料理をおいしくないと言う人がいたら、お目にかかりたい。
 ベルベレという辛くて超美味なハーブを入れ、牛肉を長時間煮込む。赤くてドロッとしたソース。辛いもの好きの私にはたまらない。
 途中で誰かが長ーい枝の杓子をくれと言う。そんなものはないと言うと、椅子を持ってきて、その上に上がり鍋の底を混ぜ始めた。
 そうか、こういうところが私たちにはないアフリカ人の知恵かと思った。
 もうひとつ驚いた事があった。最初は皆が並んで玉ねぎ作業をしていたのだが、野菜切りが終わると、すぐに各自の分担が決まった。
 それぞれの調理台で鍋を混ぜたり、インジェラを焼いたり。その間中、誰かの携帯からエリトリアの音楽が流れる。美しい光景だった。
 しばらくして私は5分ほど台所を離れた。そして戻ってきて唖然とした。
 調理のポジションが全部変わっている。しかし皆何もなかったかのように調理し続けている。これは何だ!
 それからというもの10分毎にくるくると交代していった。まるでサッカーの選手が、それぞれのポジションをくるくると交代していくように。

 その際、誰かが指図したりする様子はなかった。空いてる場所にさっと入って調理する。
 サッカーのチームに来て頂き見学してもらいたい。何というチームワーク!

 大きな鍋が四つ、お祭りのテーブルに並んだ。私は彼らにお客さんが来たら、料理の説明をしながらお皿に盛っていくんだよと頼んだ。
 大鍋の後ろに彼らはズラリと並び、その顔は自国の料理を振舞える喜びでいっぱいだった。
 エリトリア料理は大盛況だったが、ドイツのビュフェはあまり人気はなく、行く人もまばら。
 途中でセネガル人たちが来たが、彼らはラマダンで夜9時過ぎまで食べられない。
 その空腹をごまかすかのように踊りまくっていた。彼らのベンチの後ろにはラップに包んだエリトリア料理。
 空が真っ赤になり、お祭りの終わりを告げた。

 ありがとう、難民たち!あなた達の感謝の気持ち以上の私達からの感謝の気持ちを伝えたい。

中瑠久(なるひさ)ふみ


 
 本日の交通情報 
 絶え間なく「普請中」のベルリン。交通事情も日々変化します。
 大切な約束がある日は、チェックしてから出かけましょう。

 地下鉄・トラム・バスのダイヤ変更に関する情報はこちらから。
  http://www.bvg.de/index.php/de/9464/name/Verkehrsmeldungen.html

 Sバーンのダイヤ変更に関する情報はこちらから。
  http://www.s-bahn-berlin.de/aktuell/fahrplan.linien.bahnhoefe.html

 市内道路の交通情報はこちらから。
  (現状況表示あり)
  http://www.vmz-info.de/web/guest/home

  (道路番号順)
  http://www.verkehrsinfo.de/index.php?country=1&bl=266&UIN

 工事・通行止めマップ(ベルリン・ブランデンブルク)
  http://asp.vmzberlin.com/VMZ_LSBB_MELDUNGEN_WEB/Meldungskarte2.jsp

 
 ドイツの見る本日の日本 
 在ドイツ日本大使館では「今朝の日本関係記事」を公開しています。
 ドイツの新聞各社が報道する日本関連のニュースのタイトルと和訳したもので、ドイツの日本への関心がよく分かります。
 閲覧は以下にて。

http://www.de.emb-japan.go.jp/nihongo/info/ps.html


 
 日本の見る本日のベルリン 
 日本語で報道されているベルリン関連のニュースが以下でご覧になれます。

http://news.google.co.jp/news/section?pz=1&cf=all&ned=jp&geo=detect_metro_area&ict=ln


 
 おくやみ 

 一般に報道された有名・著名人の方々の訃報をお伝えします。詳しい内容は報道サイトなどにてお確かめください。

<<日本>>
・ 今仲正雄さん ・・・ 岡三証券〈現岡三証券グループ〉元副社長
・ 堀場雅夫さん ・・・ 堀場製作所創業した同社最高顧問
・ 青木昌彦さん ・・・ 米スタンフォード大名誉教授

<<ドイツ他>>
・ Alcides Ghiggiaさん ・・・ ウルグアイ、サッカー選手
・ Brian Hallさん ・・・ イギリス、サッカー選手
・ Hans Leyさん ・・・ ドイツ、政治家
・ V. Ramakrishnaさん ・・・ インド、歌手
・ Phil Cayzerさん ・・・ オーストラリア、ボート競技選手

 

 

ベルリンTODAY       2015年7月16日(木)


 
  ドイツにやってきた難民との毎日 ―― バイエルンのある町より 第一話  

 拷問や無情な殺人、爆撃、暴行、強姦や迫害…。恐怖から逃れ故郷から脱出してきた人々。ドイツは現在、シリア、チェチェン、トルコ、アフガニスタン、イラン、イラクをはじめ実に40か国以上の国々からの難民を受け入れている。
 バイエルン州のある町に住む筆者が体験した難民たちとの交流体験を報告してもらった。

 それは、5月末だった。全く予期もしない事が起こった。
 隣の学校の体育館に100人もの難民が入って来たのだ。それも、ある日突然。
 新聞などで知ってはいたが、何時来るとも、男性か女性か、どこの国の人たちか。
 頭の中は漠然とした期待と不安でいっぱいだった。
 ある日突然、体育館のガラス窓に目隠しの板が張られ、中が見えないようになった。
 そうなると好奇心は絶頂に達し、一日に何度も体育館に入る路地を往復した。
 夜になると人の声がし始め、ざわめきが段々と大きくなっていった。
 そして、その日から、私たちの日常がひっくり返った。

 ドイツ人の組織力はすごい。難民家族が入ってくる前に、いわゆる難民協力組のようなものがすでに出来上がっていた。
 ただ、そこのトップの世話役が旅に出ていていなかったため、主人に仮の世話役が回ってきた。
 ドイツ語の授業のプログラムを作らないといけない。
 世話役として主人の名前と電話番号を公表したところ、ドイツ語教師志願の電話がじゃんじゃんとかかってきた。
 ひょっとしたら、マンツーマンの授業が出来るのではないかと思ったほどだ。現在も30人以上が登録し、交代で教えている。
 難民協力組もメンバー80人を超えた。100人の難民に80人のヘルパーはすごい。
 食べることに異常に興味のある私は料理担当を申し出た。あわよくば、各国の料理が食べられるという企みがあったのだ。
 それからというもの、ネットで各国の料理を調べ挙げた。そして、次々とお国の料理を作らせていった。

 難民は10カ国以上の様々な国から来ていて、多くはアフリカだが、アフガニスタンやコソボアルバニアからの難民も多い。
 体育館の簡易仕切りの中で、10何カ国の言語が飛び交う。お互いの共通語は英語かフランス語だが、母国語しかしゃべれない人も沢山いる。
 そうなると、必死のジェスチャーで格闘するのだが、伝わらないことが往々にある。最近は目を見れば分かるようになってきた。
 18から20歳半ばくらいまでの若い男性ばかり。ほとんどが独身だ。身なりにも気を使っていて、アフリカ人など原色のTシャツなど着ると、まるでモデルのよう。
 私はアフリカには一度も行った事がないが、まるでアフリカがここに来たような感じ。

 最初は隣に住んでいることを隠していたのだが、ばれるのは時間の問題だった。それからは、やれ病人だの、鍵がなくなっただ の、蚊に刺されただのと難民たちがベルを鳴らしてくる。
 夜中の1時にガールフレンドと一緒に泊めて欲しいと言って来た事もあった。もちろん追い返したが。
 そのうちに国民性の違いもはっきりしてきた。地味だが正直で信頼できる人たち、明るくて何をしても楽しいがほら吹きの多い人たち・・・・等々。

 週末に大きなお祭りがふたつあり、それぞれのお国の料理を作って振舞ってくれるという。
 最初のお祭りの学校祭では、ナイジェリアとセネガルのチームが担当することになった。
 前日にはアフリカのお店に食材の買出しに。見たことも無い食材を次々とかごに入れていく。
 彼らの目はキラキラと光り、まるで母国に帰ったかのようだ。小さな店にはアフリカ人がひしめき合っていた。
 私は壁にズラッと掛かっている女性用の長髪のかつらに取り付かれ、不思議な国のアリスのような気分だった。
 メインとして鶏肉20kg、魚10kgを調達。

 さて、本番の学校祭の日。
 成人学校の大きなキッチンを使えることになり、皆を案内した。
 ピッカピッカのモダンなキッチンが目に入ると、彼らは入るのを躊躇しているかのように見えた。
 入り口で足を止め、全体を見回し、ゆっくりと入ってきた。
 さて調理に入ると、ナイジェリアのチームは沢山来た割には、ボスは既に決まっていた。
 ポパイのようなその男は一人の助手とてきぱきと調理を進めた。後の男たちは邪魔したくないという感じで椅子に座っておしゃ べりをしていた。
 セネガルのチームがいくらたっても来ない。そうか、彼らはイスラム徒で今はラマダン。昼まで寝ている人が多い。
 私は焦り始め、一人で大量の玉葱をむき始めた。禅寺の料理係のように無言でむき続けた。全部の玉葱をむき終わると最初の男 がやってきてバトンタッチ。

 学校祭は大成功!ナイジェリア料理とセネガル料理がお皿の上で見事にマッチし、ドイツ人も初めてのアフリカ料理に大満足 だった。
 お腹がいっぱいになった後は、お国芸の披露。リズム感抜群のアフリカ人はドラムに合わせて切れのよい踊りを披露。
 皆、即興で踊っているのだが、私たちがどんなに頑張ってもまねのできない動き方。ただただ見とれてしまった。
 学校祭には、その他の国の音楽やダンスも披露された。4時間で世界一周したみたいなマルチカルチャーの一日だった。

 もうひとつのお祭りについては後日報告することにして、第一弾は終わり。

中瑠久(なるひさ)ふみ


 
 おくやみ 

 一般に報道された有名・著名人の方々の訃報をお伝えします。詳しい内容は報道サイトなどにてお確かめください。

<<日本>>
・ 川添登さん ・・・ 建築評論家
・ 吉川広和さん ・・・ 同和鉱業〈現DOWAホールディングス〉元社長
・ 子幡健二さん ・・・ エース経済研究所社長
・ 鶴木真さん ・・・ 東大名誉教授
・ 和田克司さん ・・・ 大阪成蹊短大名誉教授

<<ドイツ他>>
・ Hans Barlachさん ・・・ ドイツ、実業家
・ Alan Curtisさん ・・・ アメリカ、ミュージシャン
・ Sheila Ramaniさん ・・・ インド、女優
・ Wan Liさん ・・・ 中国、政治家
・ Oleg Belozerkowskiさん ・・・ ロシア、数学者

 

 

ベルリンTODAY       2015年7月15日(水)


 
 おくやみ 

 一般に報道された有名・著名人の方々の訃報をお伝えします。詳しい内容は報道サイトなどにてお確かめください。

<<日本>>
・ 高橋一三さん ・・・ V9巨人「左のエース」-プロ野球
・ 犬養康彦さん ・・・ 元共同通信社社長
・ 和田克司さん ・・・ 正岡子規研究者

<<ドイツ他>>
・ Wolf Gremmさん ・・・ ドイツ、映画監督
・ Ismet Hadžićさん ・・・ ユーゴスラビア、サッカー選手
・ Alby Schultzさん ・・・ オーストラリア、政治家
・ M. S. Viswanathanさん ・・・ インド、映画音楽作曲家

 

 

ベルリンTODAY       2015年7月14日(火)


 
 今日のベルリンを知るための昨日のベルリン! 

 雨のよく降った一日。その降りっぷりの潔さ。わが家はまた浸水で停電になるかと心配だった。

 日本は今月24日は「土用の丑の日(どようのうしの日)」。
 この日はなぜだか、うなぎを食べることになっている。金曜なのにね。それに牛ではなくうなぎをね。
 何故なんだろう…と昨年の今頃いろいろ調べて書いた「土用の丑の日」とうなぎに関する報告書はこちら
 今年はうなぎの漁獲量が激減とかで、北海道のコンビニでは、なぎの代わりに、さんまのかば焼きを使ったお重が販売されることになったそうだ。
 NHKサイトに動画を公開していた。こちら
 見た目は美味しそうだが、さんまはパサパサしていてまったく別物の味覚では??
 これではこうなったら「土用のうしの日」の呼称も変えたほうが良いのでは。「土用のウマの日」とか、「土用のロバの日」とか、まあ、ヤギでも羊でも、この際何でも。いっそのこと、「土曜のサンマの日」が素直で良いかも。あ、今年は金曜だから「金曜のサンマの日」か。その存在価値はいよいよ怪しいものになってしまったが。

 さてベルリン。
 写真の背景から察してベルリン市内での話ではないのかもしれないが、犬のルイーザちゃん、前脚が無くて歩行ができないため、飼い主は3Dプリンターを使って車椅子を作ったとか。
 いったいどゆことだろう…。
 ルイーザちゃん画像をじっくり眺める。こちら
 この胴体を支える部品が3Dプリンター製なのだそうだ。
 成長に合わせてプリントアウトし直せば長く使えるのだそうだ。
 3Dプリンター…。噂には聞いたがどんなものなのだろう。
 ネットで検索したらこんな感じのものらしい。電子レンジの外枠外したみたいな。
 これでなにをどうやったらルイーザちゃんの車椅子部品ができるのかイマイチ分からないが、3Dプリンターで作った作品がネット上にたくさん紹介されていた。こんなのや、こんなの。うわあ~。

 夜、娘の学校の行事にでかけた。
 Markgrafenstr /マルクグラーフェン通り67番地。
 地図を頼りに指定された住所へ出かけると…、あれ、どこかで見た景色…。

 そうだ、これは先日ドイツ映画賞をもらいまくった映画“Victoria/ヴィクトリア“に出てきたシーンでは。

 他の父兄も同じ話題をしていた。
 帰宅してネットで検索してみると、あの周辺がロケ地だったようだ。
 Charlottenstraße 1のクラブのシーンから始まって(倉庫を利用して撮ったもので実在しないが)、ラストシーンのヴィスティン・グランドホテルまで、ワンカットで撮い切った『ヴィクトリア』、延べ1,4kmの距離だそうだ。
 昨年4月に3日間、それぞれ早朝4時半から7時までかけて撮り、3日目に撮ったものが作品として採用されたのだそうだ。
 1,4kmの距離を移動しながらの撮影。すごい気合で取り組んだのだろう。たいしたもんだ。

六草いちか


 
 おくやみ 

 一般に報道された有名・著名人の方々の訃報をお伝えします。詳しい内容は報道サイトなどにてお確かめください。

<<日本>>
・ 山内隆さん ・・・ 滋賀大名誉教授
・ 小斉平敏文さん ・・・ 元自民党参院議員
・ 高橋清さん ・・・ 元川崎市長
・ 小熊孝次さん ・・・ 元会計検査院事務総局次長

<<ドイツ他>>
・ Philipp Mißfelderさん ・・・ ドイツ、政治家
・ Gerhard Zwerenzさん ・・・ ドイツ、作家

 

 

ベルリンTODAY       2015年7月13日(月)


 
 今日のベルリンを知るための昨日のベルリン! 

 昼間は心地よい晴れ日、夜に雨がしとしとと。 

 アメリカで行われていた女子プロゴルフの全米女子オープンで、アメリカツアー参戦選手のみならず、日本からのスポット参戦選手も大活躍してくれた。
 今大会には、予選会等を勝ち上がって出場権を獲得した選手を含め、スポット参戦の日本人選手9名、これにアメリカツアー参戦選手4名を加え合計13名の日本人選手が出場し、そのうち予選通過の選手が8名いたが、そのうち6名はスポット参戦の選手だった。
 先日行われた男子の全米オープンでは、予選通過できたのは松山選手だけだったが、日本女子はアマチュア選手を含めてたいしたものです。
 日本人最上位は、スポット参戦の大山選手で、5位タイに食い込み、そのほか、葭葉 ルミ選手14位タイ、上原 彩子選手20位タイ、鈴木 愛選手32位タイ、菊地 絵理香選手 35位タイ、横峯 さくら選手 47位タイ、穴井 詩選手 59位、森田 遥選手 60位タイ、という成績で、各順位に日本人選手がいて、なんともうれしい限り。
 なでしこJapanといい、女子ゴルフ選手といい、日本女子、すごいです。
 日本男子もがんばらねば。

 イギリスで行われていたテニスの4大大会の一つ、ウィンブルドン選手権大会、男子シングルでは、第一シードのジョコビッチ選手が第二シードのフェデラー選手をセットカウント3-1で下し、大会連覇、三度目の優勝を飾った。
 今大会、錦織選手はふくらはぎ負傷により、二回戦を棄権している。
 無理をせずに潔く棄権することもまた勇気、今後もある選手だしその決断は正しいと思う。次、頑張りませう!

べ志


 
 ~ リコール情報 ~ 
 Fekoma Feinkost GmbH社のマティエスに、サルモネラ菌混入のおそれがあるため、リコールが出ています。

製品名 : Edle Matjesfilets nach nordischer Art mit Rapsölfilm, Marke Gut&Günstig 256 g
製造元 : Fekoma Feinkost GmbH
       Am Dornbuschfeld 11
       Staßfurt
対象品の賞味期限 : 12.07.2015; 14.07.2015; 19.07.2015; 21.07.2015

対象製品は、EDEKA, Marktkauf, NP Discount, WEZ, Konsum Leipzigいずれかのスーパーに持ち込めば、レシートがなくても返品に応じ、購入金額を払い戻してくれるとのことです。


 
 おくやみ 

 一般に報道された有名・著名人の方々の訃報をお伝えします。詳しい内容は報道サイトなどにてお確かめください。

<<日本>>
・ 岩田聡さん ・・・ 任天堂社長、Wii開発
・ 松鶴家祐二さん ・・・  漫談家、関西のラジオ番組に出演

<<ドイツ他>>
・ Sergej Artsibaschewさん ・・・ ロシア、俳優
・ Javier Kraheさん ・・・ スペイン、歌手
・ Bosse Larssonさん ・・・ スウェーデン、TV司会者

 

 

ベルリンTODAY       2015年7月12日(日)


 
 今日のベルリンを知るための昨日のベルリン! 

 心地よい晴天の一日。

 いやな夢を見た。
 顔見知りの邦人男が包丁を振りかざしこちらに向かって駆けてくる。殺気を感じて逃げようと思いはしたものの、男の足元がビーチサンダルだったのが目に入り、走りにくそう~とか、足汚い~とか、足の親指巨大~とか思ってしまい、その上、ビーチサンダルが今どき見かけないほどの粗悪品だったものだから、「やっぱりこの人ビンボーだったんだ…」と思った瞬間に切り付けられて目が覚めた。
 ああ、コワかった。なんの暗示なのだろう。ダニエルさん(→ネブカドネザル王の夢の解き明かした)教えておくれ~。

 ところで、フィリピンでドリアン風味のお菓子を食べた子どもたちの集団食中毒事故があったそうだ。重症にはいたらず、病院に収容された子もその日のうちに退院の見込みというから安堵したが。
 ドリアンは世界で最も美味しく世界でも最も臭いフルーツと言われている。そのお菓子ってどんなもの?? 
 ・・・と、数年前に食べてみたことがあったっけ。
 べるりんねっと789がやっていたオンラインマガジンに寄稿したアジアンスイーツルポはこちら

 ところで、2020年に東京で開催されるオリンピック&パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場、その建設費が巨額で問題になっている。
 なんとその総工費2520億円!
 開閉式屋根や電動式可動席をはずしてこのお値段だそうだ。
 それにこれは「実施設計段階の目標工事費」というから、実際に工事に入るとさらに経費は嵩むのではないか??
 経費内訳など詳細は日経新聞記事に詳しく掲載されている。
 この「2520億円」という金額の価値、これは日刊スポーツの図を見れば一目瞭然。過去5大会の合計よりも多い。ひゃあああ…。
 なんでこんなことになったのだ??
 と思っていたら俳優の渡辺謙さんのつぶやき。大いに同感。
 新国立競技場計画が出た直後に結成された団体「神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会」も緊急声明を発表。こちら

六草いちか


 
 ~ リコール情報 ~ 
 Fekoma Feinkost GmbH社のマティエスに、サルモネラ菌混入のおそれがあるため、リコールが出ています。

製品名 : Edle Matjesfilets nach nordischer Art mit Rapsölfilm, Marke Gut&Günstig 256 g
製造元 : Fekoma Feinkost GmbH
       Am Dornbuschfeld 11
       Staßfurt
対象品の賞味期限 : 12.07.2015; 14.07.2015; 19.07.2015; 21.07.2015

対象製品は、EDEKA, Marktkauf, NP Discount, WEZ, Konsum Leipzigいずれかのスーパーに持ち込めば、レシートがなくても返品に応じ、購入金額を払い戻してくれるとのことです。


 
 おくやみ 

 一般に報道された有名・著名人の方々の訃報をお伝えします。詳しい内容は報道サイトなどにてお確かめください。

<<ドイツ他>>
・ Cheng Siweiさん ・・・ 中国、政治家
・ Giacomo Biffiさん ・・・ イタリア、枢機卿
・ Thomas Piccirilliさん ・・・ アメリカ、作家
・ Jon Vickersさん ・・・ カナダ、テノール歌手
・ Franz Gadyさん ・・・ オーストリア、実業家

 

 

ベルリンTODAY       2015年7月11日(土)


 
 今日のベルリンを知るための昨日のベルリン! 

 肌寒い曇り空の一日。

 今日は娘の高校の卒業式というか、卒業証書の授与式があった。
 卒業証書と書いたが、高校の卒業証明書=大学入学資格書Abitur/アビトゥア(通称:アビ)のこと。
 卒業式といっても校内で行わず、大学の講堂を借りての開催。生徒たちが司会を務めたり、手作り感バリバリで実に2時間、卒業生の名が読み上げられるたびに拍手を繰り返し、父兄もヘトヘト…。
 しかしまあ、アビトゥア試験のために真剣に頑張った一年。みなさんお疲れさん~。

 さてベルリン。
 ブランデンブルク州南部でオオカミの子が撮影されたそうだ。
 その写真も美しい。こちら
 ブランデンブルク州には100匹以上のオオカミが生息しているそうだ。
 そうそう作家那須田淳さんの『ペーターという名のオオカミ』もベルリンを舞台にした、オオカミと日本人やハーフの青少年たちとの物語。とても良い作品。
 第20回(2004年) 坪田譲治文学賞も受賞している~。

六草いちか


 
 ~ リコール情報 ~ 
 Fekoma Feinkost GmbH社のマティエスに、サルモネラ菌混入のおそれがあるため、リコールが出ています。

製品名 : Edle Matjesfilets nach nordischer Art mit Rapsölfilm, Marke Gut&Günstig 256 g
製造元 : Fekoma Feinkost GmbH
       Am Dornbuschfeld 11
       Staßfurt
対象品の賞味期限 : 12.07.2015; 14.07.2015; 19.07.2015; 21.07.2015

対象製品は、EDEKA, Marktkauf, NP Discount, WEZ, Konsum Leipzigいずれかのスーパーに持ち込めば、レシートがなくても返品に応じ、購入金額を払い戻してくれるとのことです。


 
 おくやみ 

 一般に報道された有名・著名人の方々の訃報をお伝えします。詳しい内容は報道サイトなどにてお確かめください。

<<日本>>
・ 入船亭扇橋さん ・・・ 落語家
・ 福田龍二さん ・・・ 金沢大名誉教授

<<ドイツ他>>
・ オマー・シャリフ(Omar Sharif)さん ・・・ エジプト、俳優/「アラビアのロレンス」出演
・ Vytautas Kleivaさん ・・・ イタリア、政治家
・ Friedrich Leinungさん ・・・ ドイツ、神学者
・ Jimmy Murrayさん ・・・ スコットランド、サッカー選手
・ Roger Reesさん ・・・ イギリス、俳優
・ Christian Audigierさん ・・・ フランス、モード・デザイナー
・ Michael Masserさん ・・・ アメリカ、作曲家