・・・ 街角にある いろんなお店 ・・・
デパートショッピングモール衣料専門デパートスーパーマーケットドラックストア 
青空市場タンテ・エマ・ラーデン薬局飲料専門店大型電気店 
   

 ベルリンで見かけるいろんなお店。中には日本にはないようなタイプのお店もあります。
 ここではそれらの店舗の種類をざっとご紹介しています。

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デパート

 デパートのことをドイツ語で一般にはKaufhaus/カウフ・ハウスと言いますが、Warenhaus/ヴァーレン・ハウスと言こともあります。
  デパートは、何階建てかの売り場面積が最低1000㎡以上の大きな建物で、食料品、衣料、家電などさまざまな商品を揃えているというのが定義のようです。
  ベルリンには、各区の中心部の繁華街などにデパートがあり、老舗の高級デパート、KaDeWe/カー・デー・ヴェーのほか、Galeria Kaufhof/ギャラリエ・カウフホーフ、Karstadt/カール・シュタット、Wertheim/ヴェアト・ハイム、またフランス系デパートのGaleries Lafayette/ギャラリー・ラファイエットなどもあります。
  お支払いは商品をレジに持って行くのが基本ですが、デパート内に入っている専門店で選んだものはその専門店のレジで払うという場合もあります。
  駐車場完備のデパートも多く、デパートで買い物をした場合は駐車料金の割引を受けられることもあるので、駐車券を確認しましょう。





 日本でショッピングモール/Shopping mallやショッピングセンター/Shoppingcenterと呼ばれるスーパーや一般小売店が同じ建物の中に集まった複合商業施設は、ドイツ語では一般にEinkaufszentrum/アインカウフス・ツェントルムと呼ばれています。
  ショッピングメトロポールとも言われるベルリンにはその数は大変多く、市内だけでも25ヶ所以上ものショッピングモールがあり、これからも増えそうです。
  ショッピングモールは商店が集まった施設ですから、お支払いはそのお店ごとに行ないます。
  駐車場完備のショッピングモールも多く、ショッピングモール内で買い物をした場合は駐車料金の割引を受けられることもあるので、駐車券を確認しましょう。





 日本ではあまり見かけませんが、ドイツでは衣料専門デパートがあります。
 代表的な店舗ではC&A/ツェー・ウント・アーやPeek & Cloppenburg/ピーク・ウント・クロッペンブルクなどのチェーン店がありますが、食料品や家具などは一切置かず、各階ともアイテムを衣類に徹し、各メーカーのものがデパートより品揃えが多いことが魅力的といえるでしょう。
 衣料専門デパートで買い求める場合、通常のデパートのように買いたい商品をレジまで持って行って支払うところと、欲しい物を店員に渡し、引換券をもらい、レジで商品を改めて受け取るという方法の店舗があります。





スーパーマーケット

 スーパーマーケットはドイツ語でSupermarkt/ズーパー・マークト。400~ 800 m2ほどの規模のある店舗のことを指し、食料品が主で洗剤などのコーナーが少しある程度、衣類は基本的に置いていませんが、郊外などにある大型スーパーでは安価な衣類を取り揃えているところもあります。
 スーパーは特価商品をよく出すので、安い買い物が出来ますが、洗剤などの商品はドラッグストアの方がいくらか安価なようです。
  スーパーには一般的なスーパーのほかにディスカウントスーパーもあります。ディスカウントスーパーは商品を箱から出さず、箱の口を大きく切り取って棚に並べた平台売り方法で、商品は大変安価ですが、アイテム自体が一般のスーパーより少なくなり、ALDIなどのスーパーでは独自の商品展開をしているため、一般メーカーのものは手に入りません。
  住宅街に入り込んだスーパーは小規模のところがほとんどですが、各区に駐車場を完備した大型スーパーもあり、週末に溜め買いをする人などは好んで出掛けるようです。
  スーパーマーケットの駐車場は無料のところが多いですが、場所によっては駐車券を発行し、買い物をした際にレジで券に穴を開けてもらい、2時間以内の買い物であれば駐車料金無料などといった方法を取っているところもあります。






 ドイツには洗剤や衛生用品などを扱ったDrogerie/ドロゲリーと呼ばれるストアがあります。
 私たちはドイツ在住者は日本語で「ドラッグストア」と言っていますが、ビタミン剤程度の薬のほかは医薬品は置いていません。
 ドロゲリーに置かれている主な商品は、各種洗剤、ボディーケア商品、コスメ、コロンなどの香料、衛生用品、ベビーフード、ベビー用品、ホミオパシー系薬品、お茶、飲料、ビオ製品、掃除道具などで、シーズン商品やオモチャなどを置いている店舗もあります。それらの商品はスーパーやデパートより安価に提供されていることも多く、消費者はお店を使い分けているようです。
  ベルリンには、Schlecker/シュレッカー、Drogerie markt/ドロゲリー・マークト(DM)、Rossmann/ロスマン、Muller/ミュラーなどがあります。





青空市場

 ドイツならではの市場といえば青空市場/Wochenmarkt/ヴォッヘン・マークトです。
 新鮮なものが身近で手に入るので重宝します。青空市場は、週に2,3回、午前または午後と限られた時間帯に開かれるので、場所と時間帯を知っていなければなりませんが、毎日の生活の中で見かけるようになり、そこに青空市場が来ているのだと分かりますし、近所の人に尋ねてみるのもよいでしょう。
  青空市場の多くは区によって運営され、区役所前の駐車場などが青空市場に使用されますが、並ぶ店舗もその種類も割合も各所さまざまで、新鮮な魚が出回ることで人気の市場やユニークな立ち食いインビスが出ることで話題となる市場など、各市場に特色がありますが、野菜や花、ソーセージ、チーズなどの店舗はどこの市場にも並ぶようです。





タンテ・エマ・ラーデン

 パンや牛乳、お菓子にコーヒー豆、鍋のたわしに新聞に電球などなど。。。なんでもごちゃまぜに売っている小さなお店をTante-Emma-Laden/タンテ・エマ・ラーデン/エマおばさんのお店と愛称で言います。
 日本で「小間物屋」、「なんでも屋」などと言われるお店のドイツ版と言えるでしょうか。
 キオスクみたいなこのお店、ベルリンでも探せば住宅街に見つかります。なんともいえない情緒を漂わせた地元の個人商店です。


   



薬局

 薬局はApotheke/アポテーケと言います。どのアポテーケも右のような看板が目印です。
 筋肉痛の塗り薬や風邪薬など簡単な薬は希望するだけで手に入りますが、抗生物質や特殊な薬は処方箋が必要です。
 特殊な薬で常備していない場合でも、処方箋を出せば24時間以内に手配してくれます。また、体温計や歯磨き粉、医薬会社の化粧品などの商品も置いており、体重や血圧をその場で計ってくれるサービスもあります。
 薬局は通常は一般商店と同じような時間帯に開業していますが、緊急時に備えて、近隣の薬局とのチームになり、当番制で、時間外もどこかが必ず営業しています。
  時間外営業当番のお知らせは薬局の入り口付近の外壁にパネルになって貼ってあるので、訪ねた閉まっていても、その場で最寄の今開いている薬局をしえることができます。
  また、当番リストも配布しているので、最寄の薬局でもらっておくのも良いでしょう。
  ベルリン市内の薬局の時間外勤務はオンラインでも調べることが出来ます。

 





飲料専門店
Getränkemarkt/ゲトレンケ・マークト

 水やソーダ水、ビール、ワインなど、飲料ばかりを専門に取り扱う店をGetränkemarkt/ゲトレンケ・マークトと言います。ミネラルウェーターの宅配サービスなどがあるので便利です。





大型電気店
Elektrofachmarkt/エレクトロ・ファッハ・マークト

 電池から大型家電まで、電化製品ばかりを取り扱った専門店をElektrofachmarkt/エレクトロ・ファッハ・マークトと言います。ベルリンにはSaturn/ザトゥアンやMediea Markto/メディア・マークトをはじめ、さまざまな大型チェーン店が各区にあり、どの店も派手な広告を出し、客寄せに余念がありません。中には、他店がより安い価格を提供している場合は当店でもその価格にすると店内に看板をぶら下げている店舗もあります。
 大型電気店の商品陳列は売れ筋が主体となりますので、メーカーや機種をこだわる場合は、取り寄せてもらう必要があります。



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